妊活とLカルニチン
L-カルニチンは、妊活(特に男性および女性の不妊改善)において一定の効果が期待されるサプリメントとして研究されています。以下にエビデンスに基づく影響をまとめます。
1. 男性の妊活における効果
L-カルニチンは、精子の質を向上させる可能性が示唆されています。
•精子の運動性の向上:
精子のエネルギー源として働き、精子運動性を改善することが多くの研究で報告されています。
•あるメタ分析では、L-カルニチンの摂取により精子運動性が有意に向上したとされています。
•酸化ストレスを軽減し、精子DNAの損傷を減少させる効果も確認されています。
•精液の質の改善:
1,000~2,000mgのL-カルニチンを6か月間摂取した男性において、精液の質(濃度、運動性)が改善したとする臨床試験があります。
研究例
•2019年のレビュー研究では、L-カルニチンが特に精子運動性の低下に悩む男性に有効であると結論づけられています。
•精子濃度が低い男性(乏精子症)への補助治療として、抗酸化作用があることが評価されています。
2. 女性の妊活における効果
L-カルニチンは、卵巣の機能改善や胚の質向上に関与すると考えられています。
•卵巣の機能改善:
L-カルニチンは、卵巣における酸化ストレスを軽減する作用があります。これにより、卵子の質が改善される可能性が示唆されています。
特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性において、インスリン感受性の向上や排卵率の改善が報告されています。
•着床率や妊娠率の向上:
動物実験では、L-カルニチンが胚の発育を促進し、着床率を向上させる可能性があるとされています。ただし、人間でのエビデンスはまだ限定的です。
研究例
•2021年の研究では、PCOSの女性にL-カルニチンを投与することで、排卵率と妊娠率が有意に向上したと報告されています。
3. 酸化ストレスへの影響
不妊の大きな要因の一つは酸化ストレスとされています。L-カルニチンは抗酸化作用を持ち、細胞やDNAの損傷を防ぐことで生殖機能の改善に寄与します。
•抗酸化のメカニズム:
L-カルニチンはミトコンドリアの機能をサポートし、活性酸素種(ROS)の生成を抑制します。これにより、卵子や精子の損傷を軽減します。
4. 推奨される摂取量
•男性: 1,000~3,000mg/日が一般的に推奨されます。
•女性: 500~2,000mg/日での研究が多いです。
ただし、摂取前に医師と相談することが推奨されます。
注意点
•エビデンスは増えつつありますが、まだ研究途上の部分も多いです。
•妊活におけるL-カルニチンの効果は、個人差が大きいため、他の栄養素や生活習慣も総合的に改善することが重要です。
必要に応じて、さらに詳細な論文やレビューを調べることも可能ですので、気軽にお知らせください!
もし不妊治療でお悩みならば今すぐお電話ください。
あなたも仙台ゆがみ整体院BODY+で「妊娠する力」をアップさせませんか?
※受付時間は10:00~19:30(最終受付19:00)までですが、メールフォームからのご予約は24時間・年中無休で承っております。施術時間外にホームページをご覧の方は、ぜひメールフォームからのお問い合わせをお願いいたします。
※メールフォームはお名前・お電話番号・メールアドレスを入力するだけの簡単なものですのでお気軽にご利用していただけます。当院は完全予約制のため、事前にご予約して頂くと待ち時間が無く施術を受けることが出来ます。
「LINE@」でもご予約ができるようになりました!
当院の予約が「LINE」で簡単にできるようになりました!
当院へのご質問やお身体のお悩み相談もお気軽にご相談ください!
ラインでご予約方法
1.友だち追加
まずは、以下の「友だち追加」ボタンを押して友だち登録をしてください。
2.メッセージを入力
「お名前」と「ご予約希望日時」をお送りいただきましたら、こちらからご連絡させて頂きます。