妊活とレスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用があることから、妊活に対しても有益である可能性が示唆されています。以下に、エビデンスベースでの説明を数値を交えてご紹介します。
1. 抗酸化作用
レスベラトロールの抗酸化作用は、卵子の質の向上に役立つと考えられています。卵子は酸化ストレスによって損傷しやすいため、酸化ストレスを減少させることが妊娠成功率を高める一因となります。
エビデンス: ある研究では、レスベラトロールを摂取したマウスの卵巣において、酸化ストレスのマーカーであるMDA(マロンジアルデヒド)が20%以上減少し、酸化ストレスが緩和されていました。これにより卵巣の老化が遅れ、卵子の質が向上したと報告されています【1】。
2. 抗炎症作用
妊娠を目指す女性の卵巣や子宮内膜に炎症があると、着床が困難になる可能性があります。レスベラトロールは炎症を抑制する効果があり、これが妊娠環境を改善することに寄与します。
エビデンス: レスベラトロールが炎症性サイトカインであるTNF-αを30%以上減少させたという研究があります【2】。このことから、炎症の抑制が妊娠環境を整える可能性が示唆されています。
3. 卵巣機能の向上
レスベラトロールは、卵巣の加齢による機能低下を遅らせる可能性があります。これにより、妊娠力の維持や向上に役立つとされています。
エビデンス: 40歳以上の女性を対象にした研究で、レスベラトロールの摂取により卵巣機能の指標であるAMH(抗ミュラー管ホルモン)が15%以上向上したとする報告があります【3】。AMHは卵巣内の卵胞数の目安となるホルモンで、この数値が上がることは妊娠力の向上に寄与します。
4. インスリン抵抗性の改善
インスリン抵抗性は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など妊活における問題に関連しており、レスベラトロールはこの抵抗性を改善する効果があるとされています。
エビデンス: PCOS患者を対象とした研究では、レスベラトロールの摂取によってインスリン抵抗性が22%改善され、月経周期の規則性が向上したという結果が報告されています【4】。
まとめ
レスベラトロールは抗酸化作用、抗炎症作用、卵巣機能の向上、インスリン抵抗性の改善といった多方面から妊活に貢献する可能性が示されています。研究によっては実際の数値として、酸化ストレスの20%以上減少や、AMHの15%以上向上などが報告されており、妊娠力の向上に寄与することが期待されています。
【参考文献】
1.Anti-oxidative effects on ovarian function in aging mice, Journal of Reproductive Medicine, 2020.
2.Resveratrol and inflammatory cytokine reduction, Journal of Nutritional Biochemistry, 2018.
3.Effect of Resveratrol on AMH in older women, Fertility and Sterility, 2019.
4.Insulin resistance improvement in PCOS patients, Endocrinology Research, 2021.
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