たばこと妊活

たばこは妊活にとって、男性にも女性にも良くない影響を与えます。ここでは、どうしてたばこが妊娠に悪いのかを、わかりやすく説明しますね。

1. 女性への影響

たばこには、ニコチンや一酸化炭素といった有害な化学物質が含まれています。これらが女性の体に入ると、卵巣（たまごを作るところ）に悪影響を与えてしまいます。具体的には、次のような問題が起こる可能性があります。

•卵子の質が下がる：たばこによって卵子（たまご）がダメージを受けてしまい、妊娠しにくくなります。

•ホルモンのバランスが崩れる：妊娠にはホルモンが大切ですが、たばこはホルモンのバランスを崩してしまうことがあります。

•早く閉経するリスクが上がる：たばこを吸うと、閉経（生理が終わって妊娠できなくなること）が早くなる可能性があると言われています。

こうした影響により、妊娠する力が下がってしまうのです。

2. 男性への影響

男性の場合も、たばこは精子（赤ちゃんをつくるための大事な細胞）に悪い影響を与えます。

•精子の数が減る：たばこを吸うと、精子の数が少なくなってしまうことがあります。

•精子の動きが悪くなる：赤ちゃんを作るためには、精子が元気に動くことが大切ですが、たばこによって動きが鈍くなってしまうことがあります。

•精子の形が変わる：健康な精子は一定の形をしていることが多いですが、たばこによって形が悪くなることもあります。

このように、たばこを吸うと妊娠に必要な精子の健康が損なわれてしまうのです。

結論

たばこは男性も女性も妊娠に必要な体の機能に悪い影響を与えてしまいます。妊活を考えるのであれば、できるだけ早く禁煙することが大切です。健康な体づくりは、妊娠しやすくするための大事なステップです。